専門業の職人がクラウドでヨコつながり

Saturday Factory について

Saturday Factoryはギャップリソースを活用して家具やインテリアを製造する「土曜日の製作所」です。特別な日でも日曜日でも祝日でもなく、なぜ土曜日なのか。自己紹介させていただきます。

メンバーは専門業の職人
サタデーファクトリーのメンバーは建設業や製造業の界隈に従事する職人や作業員です。東京や大阪など全国に散らばっていて、サタデーファクトリーという看板の工場はありません。建設業には多くの職種があります。「木」を扱う大工、「鉄」を扱う鍛冶屋、「石」を扱う石工など。製造業にもさらに多くの職種があり、多様過ぎて全体を見渡しきれない程です。そしてその職人に材料を供給する多様でディープな材料屋もいます。
サタデーファクトリーはメンバーが増えると扱える技術や素材が増えていく参加型の製作所です。

バラバラで良い
サタデーファクトリーでは参加する職人の居る地域がどこであっても気にしません。愛着を感じるその地に居ながら、地域間で新たな仕事を生み出すことが人口分布の状況変化によって求められています。変化はいつも中央で起こるのでもなく、地方で起こると偏るのでもなく、多地域で同時に断続して起こるものでもあるはずです。全国に散らばるメンバーの先輩友人の多くは異業種の職人です。地縁続きに連鎖が起こる時を目指し、売り上げの一部を用いて中継拠点(シェア作業場兼ショールーム)の整備を進めています。埼玉県飯能市に拠点001が2018年3月にオープンしています。

​GAP

RESOURCE

職人が持つ2つの共通点

建設業や製造業の多様でディープな職人には共通することが2つあります。
1、ときどき隙間の時間がある
2、特殊な端材や残材が出る

■隙間の時間
屋外で仕事をする屋根屋さんを想像するとわかりやすいかもしれません。雨だと屋根で仕事は出来ません。でも技術はあるし道具もそろっていますので、屋根は作れませんが屋根の技術を用いた他のものなら作ることができます。町工場で全ての機械がいつも稼働できるのは良い事です。でも、いつも100%の稼働率はなかなか難しいものです。人も機材もときどき隙間の時間を持っています。

■特殊な端材や残材
屋根屋さんを例にしますと、屋根の形はそれぞれ違うため金属の屋根を葺くと必ず端材が出ます。町工場の場合になると、誰も手出しできないような金属塊が端材として出てきます。専門業からでる端材や残材は一般的に特殊な素材が多いものですが、職人なら自分で加工できるという都合の良い特徴をもっています。

ギャップリソースを活かす

専門業の仕事には、ギャップによって生まれる時間や素材が眠っていることがあります。仕事と密接に関係しながら生まれる時間や素材の資源、これをひっくるめて「ギャップリソース」と言います。
大工が持つ「木のギャップリソース」、鉄工所が持つ「鉄のギャップリソース」…参加するメンバーのギャップリソースを活かし、時に掛け合わせて拡張し、家具やインテリアを製造・販売しています。
ギャップリソースで量産品の試作を繰り返し、量産資金を米国Kicksterterで集めるなど、お客様と職人の参加型開発の事例もこれまでに重ねて参りました。

​バラバラにしない

専門業から出る産業廃棄物は特殊です。例えば石の端材を回収してリサイクルセンターへ持ち出すと、そこには石を加工できる人は誰一人いません。素材とそれを扱える技術のある場所がバラバラになってしまう前に、素材の活かし方を考えることはエコロジーな発想です。石のギャップリソースだけではつくれるものも限定的になりがちですが、木や鉄のギャップリソースと組み合わせると道が開けるかもしれません。素材と技術の場所をバラバラにしない利点に注目しています。

日曜大工 と Saturday Factory

サタデーファクトリーは日曜大工ではありません。でもサタデーファクトリーでの製作は専門業として普段行っている仕事の内容とも少し違います。
そこで、人によって仕事日でも休養日でもある「土曜日」を配し、大工さんだけではないので「製作所」と拡張し、輸出をしたいので念のため英語で「Saturday Factory」という具合に屋号を名乗らせて頂いております。

まだまだこれからで至らぬこともあるかと存じますが、何卒ご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます。
日々の出来事中心なSNSもございますので、時々脱線していないかサタファクを見守っていただければ幸いです。