大切にしていること

普段の暮らしで目にするものは仕事によって偏っているものですが、私たちの連携する職人が目にしているものもずいぶん偏っています。手のひらほどの大きなナットや、石ばかり見ていたり、一方では木ばかり見ていたり。こうした身近だけれど立ち入ることのできない工場や建設現場の、見慣れない魅惑の素材をインテリアなどに変換することは私たちの重要なミッションです。普段の暮らしで興味を持つことは人生のフェーズによって様々です。最近おもちゃを製作しているのは、単純に子供と遊ぶようになったから。それはおもちゃユーザーとしての当事者であるという事。いわばこの「旬」の時期にあたるユーザー感覚を、リアルタイムで製品へと落とし込んでいます。

独創的。それは普段目にしているものが少し違うからです。親しみやすい。それは暮らしの当事者がデザインしているからです。オリジナルでフレンドリーであることを私たちは大切にしています。

オーダー製作:高速艇のスクリューなどにも使用されるSUS316Lのナットリング

品物を通じてものづくりの現場を活気づける

サタデーファクトリーでは様々な素材を扱うものづくりの専門業が連携し、一点物からある程度の量を生産する品物まで幅広く製作しています。普段は一般向けに品物を販売していない専門業ですが、扱う素材や技術は個性的で物語のある魅力を持っています。それらを時に掛け合わせ、暮らしに近いオリジナルのプロダクトをデザインし共創しています。担い手や人手不足が深刻化するものづくりの現場に立ち、自社の自己紹介ともなるような品物づくりを通して技術の継承や発展に貢献します。

GAP RESOURCES

製造業や建設業の現場では、人も機材もときどき隙間の時間を持っています。天候や工程の都合だったりと理由は様々です。また、専門業からは特殊な端材や残材が生じますが、専門業なら自分で加工できるという特徴をもっています。これらの時間や素材の資源を「ギャップリソース」と呼び、試作や一点物の製作に活用しています。

機械加工の町工場が持つ金属のギャップリソース

過去3年間に試作・製造した品物は80種以上。単独でファクトリーブランドを立ち上げるもう一つの手段として、ギャップリソースの活用と連携を行っています。ギャップリソースの活用はエコロジーでエコノミ―な資源の循環方法です。

ブルータスabout用.jpg

大工と石屋のギャップリソースで製作された一点物家具:soldout

 

掲載メディア

Saturday Factory の事や製作する製品を取り上げて頂きました。